どうも、タカタカです。
サーフィンをフィン始めたいけど何を準備したらいいのかな?
選び方がよくわからないなぁ
とお悩みの方に是非お読みいただきたい記事です。
サーフィンを始めるためにはいろいろと道具をそろえないといけません。
僕も約20年サーフィンを続けてきているなかで、様々な道具を使ってきました。
その中でも、初心者が必ず必要で揃えなくてはならないものをご紹介していきたいと思います。
ではいってみましょう!
Contents
サーフボードの種類
サーフィンをするためにはボードは絶対に必要であり、スタイルによって選び方が変わります。ボード選びが上達スピードを左右する、と言っても過言ではありません。
ボードの種類は大きくわけて、
「ショートボード」「ファンボード」「ロングボード」の3種類。
ここではそれぞれの特徴と、初心者にオススメのボードについてお伝えしていきます。
ショートボード
160cmから190cmほどのボード。波の上で派手な動きができるサーフボード。小回りが利き、派手なアクションができる反面、コントロールがとても難しいボードです。浮力、安定感が弱いため、初心者は6.2(ボードのサイズ)など、大きなサイズから始めたほうがいいでしょう。
ちなみに僕は身長179cm体重68kgで5.10のボードを使っていますが、1番初めに手にしたボードは6.2のショートボードです。
ファンボード
ショートボードより大きい200cmから260cmのボード。ショートボードに比べて安定感もあり、初心者の練習用としても人気です。もう一回り大きいロングボードとは違い、軽くて持ち運びもしやすく、海面での取り回しもラク。「バランスのいいボード」と言うことができそうです。
僕は始めたころは使ったことがないのですが、ショートボードよりもボードの上に立つ感覚は非常に早い段階で掴めます。ショートよりもファンを使ったほうが、波の感覚に慣れるのは早いです。
ロングボード
約274cm以上のサーフボード。3種類のなかでは浮力、安定感が強く、移動や波待ちがラクになるというメリットがあります。波の影響も受けにくいので、波乗りデビューを目指す初心者さんには一番のオススメ。
唯一の欠点は、その大きさ。持ち運び、取り回しという点では、他のボードに軍配があがります。優雅に波に乗りたい方にはロングがおすすめです。
ウェットスーツ
水温が低ければ、ウェットスーツの着用は必須です。
真夏でも長時間海に入っていると、思ってる以上に冷えてきます。『低体温症』にならないように、気をつけなければなりません。
ウェットスーツには、様々な種類があります。季節ごとに、正しいウェットスーツを着用しましょう。
ウェットスーツは、日光やクラゲからも身を守ってくれます。
タッパー
時期:真夏
タッパーを着て下をトランクスで合わせる。真夏にこのスタイルになります。タッパーの代わりにTシャツを着る方のいますが、上半身の日焼けやクラッシュした際の体を守る意味でも初心者の方がトランクスで入りたいときは、上半身はタッパーを着るのが間違いないです。
スプリング
時期:夏場
腕は半袖で、足は膝上までのウェットスーツです。 腕や脚以外は守られているので、真夏でもできるだけ肌を露出したくない方におすすめ。真夏はトランクスとタッパーで入るか、スプリングで入るかは好みになります。
ロングスプリング
時期:初夏から秋口
腕は長袖で足は膝上までのウェットスーツ 水温は温かいけど風が強い日などの使用におすすめ。ヒザ部分が自由に動くため、コンテストなどを目指してサーフィンしている人に多く使用されています。
シーガル
時期:梅雨時期、秋口
半袖長ズボンタイプのウェットスーツ 水の温度が冷たい時期などの使用がおすすめ。脚部を守ってくれるので、脚を傷つけないために夏場でも使用される事が多いです。ちなみに僕は真夏でもシーガルで入ります。
3mmフルスーツ
時期:晩秋から初冬、春から初夏まで
手首から足首まで体全体をカバー出来るフルカバータイプのウェットスーツです。
3mmというのは生地の厚みのことで、基本的にジャージ素材になります。真夏や真冬など極端に気温が変わる時期以外はこれ1枚あればほぼOKです。1年の中で1番使うウェットスーツになります。
セミドライスーツ
時期:冬
基本的に5m(ラバー)と3ミリ(ジャージ)の素材が組み合わさった冬用のウェットスーツです。裏地は起毛の素材が使われており、非常に保温性が高くなっています。少し肌寒くなってきたらセミドライの出番です。冬にもサーフィンをやる!という方は必須です。
ドライスーツ
時期:真冬
ドライスーツはブーツが一体型のウェットスーツです。防水性能が極めて高く、極寒の冷たい海水が侵入してこないので、中にTシャツやヒートテックを着ることも可能です。
特に真冬に寒い地域でサーフィンをやる方は僕は本気でお勧めします。サーフィンしているときに寒くないのはもちろんですが、ウェットスーツを着る時と脱ぐときの地獄のような寒さとは無縁になります。ただ、オーダーで作らないと意味がありません。
あと高い…泣
ルーザーウェットスーツは家で採寸でき、簡単に注文できます!
約1ヵ月以内に仕上がるので、時間の無い方、サーフィン初心者、行きつけのSHOPの無い方、今のウェットスーツが、小さくなって窮屈な方のおススメです。
一流メーカーと同じ生地を使用していますが、中間コストをカットしているので、価格は通常のウェットスーツメーカーより非常に安いのでこれから始める方の1着目にはぴったりです!
サーフボードケース
持ち歩きをする際にサーフボードの傷・破損から守ってくれる物になり、ハードケースや布地のおしゃれな物があります。
ボードを買ったらボードケースは必ず買ってください。ボードはちょっと当てただけで、海水が入ってきてしまうようなダメージを受けてしまいます。それくらいデリケートな道具です。おすすめはハードケースです。車の積み込みはもちろん、サーフトリップや電車・飛行機でも使えます。
フィン
サーフボードにつける、フィンになります。ボードを買えば基本的にオプションでついくる場合もありますが、無い場合もあるので書きます。
大きく分けて3タイプあります。
オンフィン ………ボードについているフィン
FCS・futures ………ネジで付ける2タイプ
FCS2 ………ワンタッチモデル
今はオンフィンはほとんど見かけません。FCS、futures、FCS2の順で新しいモデルになっていきます。フィンのサイズはS・M・Lとなり、最初はフィンの違いをそれほど感じられないので、Mで問題ありません。
リーシュコード
自分の足とサーフボードを繋げてくれるものになり、利き足に付けます。
ボードに立った時に後ろに来る足ですね。
長さに関してショート、ロングなどでボードの長さによって変わります。
ショートボードの長さが大体6feetでリーシュコードの長さが6~7feet、ロングボードの長さが大体9feetでリーシュコードの長さが10feet
1フィート=30cm
何故つける?かというと、波にもまれた時などに板は流されるので、人に飛ばさないようにするためです。経年劣化や自分のボードのフィンが当たったりして切れてしまう場合もあるので、1年に1回交換することをお勧めします。特に波が大きい日には入る前にきちんとチェックしましょう。僕も今までに2回ほどボードが流されました…
自分と周りにいるサーファーを守るための命綱になりますので、ボードは中古でもリーシュコードは必ず新品を購入してください!
デッキパッド
両面テープの様にデッキパッドの裏面がシールになっていて、その粘着で板に貼りつけます。
ショートの場合は、そこを使ってアクションをかけたりします、
1日くらいで完全に接着されるので海に入る1日前位に貼りましょう。ネットで買う場合やショップで買う場合は、貼るのはお店の人に任せましょう。素人が張るのは難しいです。
WAX
WAXは前足とボードの滑り止めで、これが無いとサーフィンできません。季節や使用方法によって以下の5種類にわかれています。
COOL(クール)
使用時期 春秋 (比較的水温が低い時期用)3~5月・10~12月
COLD(コールド)
使用時期 冬 (最も水温が低い時期用) 1~3月
WARM(ウォーム)
使用時期 初夏 (比較的水温が高い時期用)5~7月・10~12月
TROPICAL(トロピカル)
使用時期 真夏 (水温、気温共に高い時期用) 7~9月
BASECOAT(ベースコート)
上記4種がトップコートになり、こちらがベースコートになります。ボードにベース塗ってからクールやトロピカルなどを塗ります。ベースコートは塗らなくても問題はありません。僕はトップコートのみです。ただ、ベースコートを塗ってからのほうがトップコートのノリはいいです
塗り方に関してはWAXによって違いますが、下地用のWAXを塗ってから季節に合ったWAXを塗ります、前足の置かれる部分にまんべんなく塗り、粒粒が出るように斜めに塗っていくのが良いです。
ポンチョ
外や車の中で着替える場合に使うもので、タオル生地が多いので濡れた体で拭くことができ、別でタオルを持って行かなくても良いというメリットもあります。バスタオルを腰に巻いて着替えることもできるので、お好みでどうぞ。ただ寒い時期はあると重宝するでしょう。
バケツ
濡れたウェットスーツやタオルを運ぶのに使います。ウエットのままバケツの中に立ち、水をかぶり着替えを行うことができ、足も汚れずウェットも洗えるといった万能なものです。車で海に行く方には必需品です。
ポリタンク
シャワーが無いポイントで重宝します。足や頭、体を洗う・ウェットを洗う・サーフボードを洗うなどに使えます。
水を満タンに入れると、ポリタンクが重いので、シガーソケットから電源を引っ張る別途シャワーノズルなどもあります。塩水でベタついたままは帰れないと思いますので、必ず購入しましょう。
バスタオルとボードを拭く用のタオル
体をふいたり、海水を洗い流した後のボードを拭き取るためのタオルを用意しておきましょう。ポンチョを使って拭くのも良いですが、出来れば体を拭くタオルとボードを拭くタオルは持っていたほうがいいでしょう。
その他の道具
他にも持っておくと良い道具リストについてご紹介していきます。
ワックス用リムーバー
ボードからワックスを剥がす時に使います。水温によってワックスを塗り替えるので、こちらも準備したほうがいい道具です。
ウェットスーツ用ハンガー
ウェットスーツを干すときに使います。海から上がって2ラウンド目に入るまでの間、ウェットスーツを干したり、家に帰ってから洗って干すときには必須のアイテムです。
日焼け止め
これは肌を気にする方には必須ですね。曇ってても2時間も海に入ってれば日に焼けます。冬でも焼けるので、ぜひ使用をおススメします。
ワセリン
ウェットスーツとの擦れを防ぎます。特に首周りはウェットスーツの種類や材質によってすごく擦れて痛いです。1個持っておくと非常に便利です。
まとめ
サーフィンには細かいものを含めるといろんな道具があります。
とりあえず、最低限必要なものは、「ボード」「ウェットスーツ」「リーシュコード」「ワックス」です。この4つがあればサーフィンはできます。
一番安く済ませたい場合は、夏に始めるのがいいでしょう。ボードだけ中古にすれば3~5万あれば始めることができます。
ぜひ道具を準備して素敵なサーフィンライフを共に送りましょう。
きっと人生変わりますよ。
お読みいただきありがとうございました!!